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糖尿病内科

私たちの体は食べ物(糖分)をエネルギーに変えて動いています。

その糖分を筋肉や内臓を作る細胞に取り込ませる役割をインスリンというホルモンが担っています。

インスリンの分泌量が少なくなったり、効きが悪くなることで、血糖値が高くなってしまいます。これが持続すると糖尿病になります。

初期は無症状ですが、高血糖状態が続くと口渇感・多飲・多尿の症状が出現し、体重減少や全身倦怠感・手足のしびれを生じることがあります。また歯周病や目の見えにくさ等の症状から診断されることもあります。

こんな症状がある方

のどが乾く

のどが乾く

体重が減る

体重が減る

足のしびれ

足のしびれ

​目がかすむ

​目の見えにくさ

頻尿

​頻繁にトイレに行く

疲れやすい

疲れやすい

検査内容

体重・血圧・HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)・血糖値・尿検査・合併症評価があります。

​特に合併症の評価は大切で、眼科や歯科と連携を取りながら合併症の進行予防に努めていきます。

自己免疫や原因不明により膵臓のβ細胞が壊れることでインスリンの分泌が低下し高血糖状態となります。

1型糖尿病

遺伝因子や運動不足・過食・ストレスなどの生活習慣の影響で発症します。インスリン分泌低下やインスリンの効きが悪くなることで慢性的な高血糖状態となります。

 

その他さまざまな要因で糖尿病は発症します。

2型糖尿病

治療内容

事療法・運動療法・薬物療法の3本柱で治療を行います。 合併症の進行度合いについても評価を行います。

​血糖値の急激な悪化などで入院治療が必要な場合には連携病院での治療や糖尿病教育入院をお勧めします。

身長・体重や日常の活動量から1日の適切なカロリーを決めます。管理栄養士により具体的にそれぞれの生活に沿った栄養相談を行います。

​ 管理栄養士による指導を希望される場合はご相談をお願いいたします。

食事療法

合併症の評価後に年齢や生活スタイルに合わせた指導を行います。筋トレなどの無酸素運動やウォーキング・ジョギングなどの有酸素運動、ストレッチ運動があります。

​ 生活の中での運動量を増やすことがお勧めで、デスクワークの合間に30分に1回は立ち上がりストレッチをするなど具体的な説明を行います。

​また合併症の状態により運動制限を指導することもあります。

運動療法

食事療法・運動療法を行い、さらに必要な場合は薬物療法を行います。薬物療法は内服薬と注射薬に大きく分かれます。薬物療法の選択についてもそれぞれの生活に合わせた選択を行います。

​ 自身のインスリンがどのくらい分泌されているかを評価することにより内服薬で治療するか、インスリン治療が必要かを判断していきます。また、高血糖状態が持続することで血糖値が下がりにくい状態になっていることもあるため一時的にインスリン治療を行う方法もあります。

薬物療法

主な糖尿病に1型糖尿病と2型糖尿病があります。そのほかには妊娠糖尿病、薬剤性、肝疾患に伴うものや膵臓疾患に伴うものもなどがあります。糖尿病は高血糖の状態が続くと全身の血管が傷つき、さまざまな合併症を引き起こします。

神経・眼・腎臓の障害を始め、心筋梗塞・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症も引き起こします。

糖尿病の種類

合併症

糖尿病による合併症は細小血管合併症(細い血管の合併症)と大血管合併症があります。

細血管合併症は3大合併症といわれているもので、以下の【網膜症】【腎症】【神経障害】があります。

​大血管合併症には、脳梗塞や心筋梗塞などがあります。

高血糖が持続すると、網膜内層において毛細血管瘤が出現することから始まり、点状出血や黄斑浮腫、さらには網膜新生血管が出現し、硝子体出血を生じます。

​網膜症が進行することを抑制するために血糖コントロールとともに眼科での定期的な検査が重要となります。

網膜症

高血糖状態が持続することにより腎臓の糸球体の血流障害が生じ、糖尿病性腎症を発症します。

初期には自覚症状はありませんが、腎機能が低下するとむくみやだるさ、貧血、高血圧などの全身の症状が現れます。

​糖尿病の初期から腎機能の評価を行い、それぞれの段階への対応を行うことで進行を緩やかにすることが可能です。

腎症

高血糖状態が持続することで、手足の抹消の神経が障害されます。主な症状は左右対称に痛み/しびれ/灼熱感/冷感などがあり、振動覚や温痛覚、触覚、位置覚の低下も見られます。

​振動覚や触覚についての検査を行うことで評価を行います。

神経障害

休診日:水曜・日曜・祝日(土曜日は午前診療のみ)

最終受付は診療終了時間の30分前までとなります。

南与野駅より徒歩16分
〒338-0822

 埼玉県さいたま市桜区中島3丁目1番11号

アクセス

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